sseze's blog

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働くということを"リアル"に考えてみる

バイト終わりに会社で専務と上司に進路の相談に乗ってもらったので、頭が新鮮なうちに話をまとめておく。

まず感じたのは、自分が気にしていた院卒業の年齢というものがいかに思考停止であるか、ということ。 社会人の大先輩と話すことでまざまざと痛感した。自分は年齢云々を棚に上げて、就職する“リアル“から目を背けているんだと。

仮に自分が院に進学したとして、院でどう勉強していくかを“リアル“に考えているのか。あるいは、2年後の就活に対して"明確なビジョン"を立てているか。

考えているようで、案外考え甘いんだなー自分。言葉に詰まってしまった。

また、自分が興味を持ってる分野について勉強したとして、将来第一線に立てるかと問われて、ちょっと考え込んでしまった。
確かに興味はある。でも、高々2年間マジメに勉強したところで、その界隈の人たちの次元で自分も飯が食えるかというと、否と思う部分も少なくない。
正直、理想と現実を突き付けられた気がした。内部進学するための学力もやっとの自分に、他の優秀な人材と対等に渡り歩いていけるだけの数学的センスや英語のスキルはない。時間を取って勉強したとしても、時間は万人に対して平等ゆえ、自分の才能では他に追従するのでやっとだろう、と。

「26歳にもなって、就職してない云々」の話は「実現不可能な夢を26歳にもなってまだ追いかけていたのか」という言葉に言い換えることができる。
実現可能性の低い研究よりも、習得可能な技術で食っていく方が、企業人としての評価は高いことを教えられた。「勉強なら、会社に入ってからでもできるし、どうしても研究したいテーマなら、就職してからでも続けられる」という専務の言葉には、いろんなニュアンスが含まれていたように思う。

まずは“リアル“に就職することについて考えることから始めてみる。

「自分の長所をアピールする方法がわからない」と言うと、「君は理系には珍しく人懐っこい性格で、コミュニケーションスキルも決して悪くはないので (つまりお喋り好きなので) 、後は強い意気込み (就職する覚悟) さえあれば就職できる」と背中を押してもらった。少しネガティブに考えすぎだったかもしれない。