sseze's blog

インターネットとガジェットが好きな人のブログです

そういえば卒研から開放されてました。

はい。
卒業研究の話です。
去る、2月7日(木)に、卒業研究発表会を無事通過しました。
これをもって、卒研から開放です。やったー。

研究室では自然言語処理を研究するグループに属して、Webのキーワード自動抽出とかについて研究してましたが、まぁあれです。僕には(向いていない|気が早すぎた)研究でした。

以下、しばらく愚痴を吐きます。ご容赦ください。


そもそも、自然言語処理を専攻に選んだのは、ネットラジオ好きが高じて、音声ファイルの自動分類・整理をしよう!と思っていたのが始まりだったんだけど、卒研が終わった今考えてみると、卒研の1年でやるにはあまりに無謀な挑戦でした。

卒業研究には2種類あると思います。

  • 先輩の研究を引き継いで、先輩の論文を先行研究として引用する方法
  • 新しい研究領域を開拓して、研究室に頼らず自分で先行研究を見つける方法

このの2種類です。

前者にはオリジナリティが薄いです。
また、必ずしも自分の思い通りに事が進まないこともあるでしょう。
でも頼れる先輩や研究室の存在が最大のメリットで、とりあえず研究の仕方を覚える上では断然こちらのほうが有利です。

一方、後者はどうかというと、
自分の思い描く研究がしたい、人とは違うことをしたいのなら、何のしがらみもなく、とにかく自由なので、やりたいことをやれるというメリットがあります。
でもこの「自由」というのは、それなりにキツいです。
先輩や研究室が研究について直接的な指導をしてくれるということはまずなく、わからないことがあれば必死こいてググったり文献あさるしかありません。


結果を言ってしまえば、僕は後者を選んで、そして失敗しました。

まだ誰も達成していない、研究が難しい領域である、ということは研究室に配属される前に先生や先輩に口酸っぱく言われてきたけど、わかったような顔をして、全然わかっていませんでした。

配属される前は、先輩の研究を参考にすることが、如何にありがたいことか、というのがわかってなくて、研究はすべてイチから自分の手で行うつもりで考えていたみたいだけど、これがすべての間違いの元凶でした。

自然言語処理の基礎知識については授業で触れることはなく、独学で進める他ありませんでした。
お陰で3年生までに勉強した、信号処理とか電気電子工学とかは、教養程度の知識にしかならず、本当に勿体ないことをしたと思います。

また、新しく作ったゼミゆえ、研究室に自然言語処理の資源はなく、また先輩の研究を引き継ぐということもありませんでした。結果、先行研究の選択は各個人のセンスに任されることになったわけですが、僕にはそのセンスがありませんでした。


正直な話、研究室選び間違ったなーと思うし、専攻を間違ったなーと思います。

結果、当初思い描いていた研究は何一つできていません。
研究テーマをどうにか固めて、自然言語処理の手法をちょっと使って、Webアプリを作って終了。
研究というより、卒業制作みたいな形になってしまい、先生や先輩には最後まで「これってどう評価するの?」という部分を突っ込まれていました。


いろんなことがうまくいかなかったのが重なって、大学最後の1年を棒に振ったような印象です。
でも、愚痴を目一杯吐いたとこで、研究の話はここで終わり。

4月までは自由の身なので、これまでできていなかったWebの勉強を思いっきりしていこうと思います!
とりあえず、日記を毎日書くことを復活させます!