Solaris10の作業環境を構築した
とりあえず色々ググったら朝になってしまったのでここまでやったことをまとめて帰る.
キーボードレイアウトの変更
研究室に配属されてまず嬉しかったのが,これを支給されたことでした.
東プレ Realforce103U 静電容量無接点USBキーボード 変荷重 英語103キー 昇華印刷 Nキーロールオーバー ホワイト SE0200
posted with amazlet at 12.04.13
いわずもがな,プロ御用達のキーボード"REALFORCE"!静電容量無接点キーボードの打ち心地の良さといったら…
この高級品が研究室でホコリ被ってるんだから驚きですよね.先輩に聞いてすかさずGETしました.
ところがこのキーボード,Solarisには非推奨だったっぽい…
[起動]->[設定]->[デスクトップの設定]->[キーボード]->[動作]
でレイアウトを変えようとしても,にっちもさっちも変わりやしない.
割と頑張って調べたものの,根本的な解決策はスーパーユーザの権限がないとできないらしく,ひとまずセッション開始毎に下記の操作をしなければならないらしい.
% /usr/X11/bin/xorgcfg GUIが立ち上がるので,キーボードの絵をクリックし「configure」を選択. 「Keyboard model」を「Sun Type〜」以外に.(Generic 102-key(Intl)PCなど)*1 「Keyboard layout」を「US/English」に. 画面左下の「OK」をクリック. メインGUIに戻るので,「Quit」をクリック. ここでxorg.confを書き換えるか聞かれるが,SUじゃないとそもそもいじれないので「No」でよい.
Caps LockをControl化する
これも大事.ControlキーはAの左になければならない.
% vi ~/.xmodmaprc !! !! Caps_LockをControl化する !! remove Lock = Caps_Lock add Control = Caps_Lock keysym Caps_Lock = Control_L 保存したら有効化するために, % xmodmap ~/.xmodmaprc これを後で.tcshrcに食わせる.
端末エミュレータのショートカットキーを作成する
Ubuntuのショートカットキーに準じて,端末をCtrl+Alt+tで開けるようにする.
[起動]->[設定]->[デスクトップの設定]->[キーボード]->[ショートカット]->[新規]タブ 新規コマンドに「gnome-terminal --geometry 100x45*2」と入力.->[了解] アクションの最下部に「gnome-terminal...」が作成されるので,「なし」と書かれた所を何度かクリックし,「新規アクセラレータ」となったらCtrl+Alt+tの組み合わせを押下する.
tcshのカスタマイズ
バイトで使い慣れてるのはbashなんですが,どうもchshコマンドが使えないようなので,今日のところは大人しくtcshでセットアップしておく.
% vi ~/.tcshrc #エイリアス alias firefox "/usr/local/bin/firefox3" alias rm "rm -i" alias ll "ls -la" #Xmodmapの設定を読み込む xmodmap ~/.xmodmaprc #プロンプト set prompt = "[%B`whoami`@`hostname` %c%b]\n: " #補完可能な一覧を表示する.(曖昧補完) set autolist=ambiguous #補完機能を拡張する. set complete = enhance #補完時にスペルチェックする. set autocorrect #補完時にヒストリを自動的に展開する. set autoexpand #メッセージをカラー表示する(できない?) set colorcat #タイトルバーに現在のディレクトリを表示させる(kterm設定はできない?) # set prompt='%{\e]2;kterm: [%n@%m %c]\a\e]1;%.\a%}[%{\e[30m%}%n@%m %c%{\e[00m%}]% ' #ジョブの終了をすぐに知らせる set notofy 保存したら有効化するために, % source .tcshrc
だいたいこんなところか.キーボードの設定で無駄に時間を取られた割に,結局妥協策しかできなかったのは大変遺憾です.この記事を読んでいただいた方で,よい方法を知っている方がいらっしゃいましたらコメントいただけると幸いです.