sseze's blog

インターネットとガジェットが好きな人のブログです

久々に日記書く

ひとまず春休みに入ったということで、まぁひさびさに書いてみます。
今日はパンキョー系授業のレポートを書くのに、以前買ったまま積んでしまっていた東浩紀氏の著書を、久々に開いてみたときに思った話。



とは言うものの『東さんの「民主主義2.0」の話が非常に面白いなー』ってとこから、

→こんな講義が聞いてみたい
→しかしウチの大学は理系単科なので、この手の話*1をする講義がない
→やはり総合大学に行くべきだったか?

という思考に行き着いたので、東さんとは全く関係のない話なのだけど(笑)



まぁ、ウチの大学も学生派遣なんてのをやってるので、文系学部学科のある大学の講義を聞くことはできます。しかし、東さん的講義*2をするような文学部系学科を含む大学が協定校が、まことに残念なことにない。



僕は大学に入るまで、大学は「自分のやりたい専門分野さえ勉強できれば良い」ところだと考えていたけど、大学に入ってからいろいろつまみ食いしてきて、そうじゃないなぁと感じることがある。やりたいことただ一直線で視野が狭いのもまた、違うんじゃないかと思うわけです。だって、17や18そこらで世の中の面白いことの何割を知ってるか?ってそりゃほどんどわからないですよ。おそらく。



高校生の頃は、「やりたいこと見つけるために大学行く」みたいのがすごく曖昧なヴィジョンに聞こえて嫌だったんだけど、今はそれもいいんじゃないかと思うようになりました。価値観てこうも変わるものなんですね。
特に、3年生に入る前までに自分の特性を知っとくことって大事ですよね。専門分野に進むにしたがって、自分の進みたい方向を決定しなくちゃならないし、何より就カツ前ということもある(^^;



学生派遣で知り合った学芸大の人は、文学部系学科で自然言語処理の研究してるけど、そこから人間の脳や人工知能のことについて勉強したくなった、っていう理由で生物系科目を受けてました。
僕の周りでも理系学科に入ったけど実は文系脳だったとか、ゲーム好きで情報系に入ったけど、実はプログラミングが性に合ってなかった、なんて人がザラにいます。
大学生になってみて初めて自分の特性がわかることって案外多いのかなって思います。
僕の場合、コンピュータを専門でやりたくて今の大学に居ますけど、実は高校の頃はどちらかというと文系科目の方が得意で(笑)、サブカルチャー研究とか政治経済とかにも興味がありました。早稲田でまさに東さんの講義を聞いていた友達が羨ましいです。



だから最近は、大学は他分野の授業に潜り込めるような環境ってのが理想的なんじゃないかと思うようになりました。その点では慶応のSFCっていいなぁと思います*3。「文理一体」ってのもあながち捨てたもんじゃないですね。まあ理系単科だからこそ、「隣の芝生が青い」のかもしれないですけど。

*1:読んだ本は日本の現代社会とサブカルチャーについて論じたものでした

*2:モチロン東さんは東さんなのでそれこそ、そうゆう授業聞くには早稲田に行くしかないのだけど

*3:SFCが「総合大学」と呼べるかはまた別の話ですが、便宜上"イメージ"ということで