EOLしたUbuntu9.04からUbuntu10.04LTSにアップグレードしたときのまとめ
研究室のUbuntuをアップグレードした.
その際，EOL(End Of Life：つまりサポート終了ってこと)なバージョンからのアップグレードにはいくつか手順を踏む必要があったので，忘れないうちにまとめておく．
APTラインの追加
サポート外のバージョンでは，aptのリポジトリが閉じられているため，通常のような，apt-get (install | update | upgrade)コマンドは使うことができない．したがって，以下のように old-release を経由してまずは，9.10へアップグレードを行う．
システム->システム管理->ソフトウェア・ソース->サードパーティのソフトウェアタブを開いて追加ボタンをクリックし、下記の APT ラインを順次追加していく．
deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ karmic main restricted universe multiverse deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ karmic-updates main restricted universe multiverse deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ karmic-security main restricted universe multiverse
終了したら，再読み込みボタンをクリック(この時少し固まった)．
ソフト・ウェアソースは終了する．
9.04 -> 9.10 -> 10.04LTS
システム->システム管理->アップデート・マネージャを開く．
「新しいディストリビューション '9.10' にアップグレードできます」が表示されるか，下の「アップデートをインストール」とか「部分的にアップグレード」というボタンがアクティブになるので，クリック．
部分的にアップグレードされる．
再起動後，不安定なアップグレードをしたためか，ネットワークに繋がらなくなった．
アップグレード時のネットワーク不通に関しては別記事参照．
無事，ネットワークに復帰したらシステム->システム管理->アップデート・マネージャを再び立ち上げ，「新しいディストリビューション '10．04LTS' にアップグレードできます」が表示されるまで，アップグレードと再起動を繰り返す．
画面が薄ピンク色になれば完了．
